がんを予防する食材と食事
ゴーヤー、冬瓜、キュウリには、免疫力を高めるビタミンC、夏ばて予防のカリウム、血液ドロドロを防ぐ水分が豊富に含まれています。
これらの中で、キュウリを摂ることで白血球を活性化させ、免疫力向上効果が得られるため、がん予防効果が期待できます。
キュウリを使ったがん予防レシピは、キュウリとアジを入れた冷や汁です。味噌による様々な健康効果も得られます。
アジに含まれるセレンには活性酸素を抑制する働きがあるため、TNF(サイトカイン)を生成するキュウリの効果を引き出してくれるのです。
冷や汁の作り方は以下の通りです。
<材料(4人分)>
キュウリ 2本、アジの干し物 2匹、味噌大さじ 2杯、シソ 2枚、長ネギ(みじん切り) 大さじ2杯、生姜(みじん切り) 小さじ1杯、ミョウガ 2本、カツオだし 4カップ
1.アジを焼いてすり鉢で潰し、味噌、長ネギ、生姜を加えてよくする。
2.カツオだしを加えて、冷蔵庫で冷やす。
3.ご飯にかけて、キュウリ、ミョウガ、シソを散らす。
いわしは、天ぷら、フライ、焼き魚、刺身、煮物などに使われますが、以下のようにいわしにはたくさんの健康効果があるのです。
動脈硬化予防、脳梗塞予防、心筋梗塞予防、高血圧予防、糖尿病予防、がん予防、骨粗しょう症予防、認知症予防
いわしに多く含まれる栄養素カルシウムとビタミンDを摂取すると、摂取していない場合に比べ乳がんのリスクが低くなると言われています。
マグロ(赤身)、カツオ、アジなどの魚に比べ、いわしにはカルシウムとビタミンDがバランスよく、しかも断トツに多く含まれているのです。
※ビタミンDだけなら、サバにも多く含まれています。
そして、いわしを丸干しにして食べることで、乳がんの予防効果を高めることができます。
これは、丸干しにすることでいわしの皮や骨まで全部食べることができ、カルシウムとビタミンDをたっぷり摂取できるためです。
また、いわしの丸干しをオリーブ油と一緒に摂ると、いわしの乳がん予防効果をさらに高めることができます。
オリーブ油には抗酸化作用(がん抑制効果)があり、ビタミンDは脂溶性のため油と一緒にとると吸収がよくなるためです。
3日に1回3尾(60g)をオリーブ油(大さじ2杯)を食べると効果が得られます。パスタやマリネがお勧めレシピです。がんは日本人の死亡原因の1つですが、中でも肝臓がん、すい臓がん、乳がん、前立腺がんの4つは今後急速な増加が予想されています。
これら4つのがんの要因につていは食事、喫煙、感染などがあげられます。
ただし、肝臓がんの要因については、C型肝炎やB型肝炎など、8割以上がウィルス感染によるようです。
そして、60歳を超えるとウィルス感染しやすくなり、免疫力も低下するため、肝臓がんになる危険性が高くなります。
また、喫煙者の肝臓がんの死亡率は非喫煙者の約1.6倍です。
さらに、糖尿病暦のある人はそうでない人に比べ、約2倍(男性の方が少し割合は高い)肝臓がんになる危険性があります。
肝臓がんを予防する食材としては、ビタミンKを含む食材(ほうれん草、小松菜、春菊など)とコーヒーがあげられます。
温州みかんに含まれるβ-クリプトキサンチンにも肝臓がんの予防効果があります。
そして、1日1コップ杯(温州みかん2個分)のみかんジュースを食後に飲むと、肝臓がんの健康効果を高めることができます。
特に、油を使った食事を摂った後がよいと考えられています。すい臓がんは発見するのが困難なため、今後急増することが予想されているがんの中で最もやっかいながんと考えられています。
すい蔵がんはすい臓がん専門の検査を受けないと発見することができない上、手術で取り除くことも難しく救命率が低いがんなのです。
また、喫煙者のすい臓がんの死亡率は非喫煙者の約1.6倍、糖尿病暦のある男性はそうでない人に比べ約2倍すい臓がんになり易いと言われています。
すい臓がんを予防する食材としては、葉酸を含む食材(苺、枝豆、アスパラガスなど)と唐辛子があげられます。
ビタミンDにもすい臓がんの危険率を低下すると考えられています。
ビタミンDを多く含む食材には、鮭、うなぎの蒲焼、しらす干し、いわしの丸干し、きくらげ、すじこなどがあります。
そして、他の食材に比べビタミンDを断トツに多く含むため、普段の食事で摂るにはきくらげがお勧めです。
きくらげの1日の摂取目安量は2.5gです。また、きくらげのすい臓がん予防効果を高めるには、細かく刻んで油で調理することがポイントです。
ビタミンDは油に溶けやすいため、きくらげを油で調理することにより吸収がよくなるためです。炒め物などの食事に入れると美味しく食べられます。
きくらげのすい臓がん予防効果を得るには、きくらげ(乾燥2.5g)を週21食のうち、7回以上摂る必要があります。
すい臓がんの早期発見のためには、年1回の検診が必要です。
ただし、食事の後に腹痛が起きる、油料理を食べると下痢をする、背中が痛むなどの症状がある方は、すぐ検査を受けるようにしましょう。乳がんは30代から、しかも男性でも発症するがんです。年代別だと50代と60代、肥満の(BMIの値が高い)方に多くみられます。
そして、喫煙者の乳がんの発症率は非喫煙者の約2倍、飲酒習慣のある人の乳がん発症率はない人に比べ約1.2倍と言われています。
また、身長が160cm以上の人は148以下の人に比べ、乳がんの発症率は約2倍と言われています。
身体活動の中でも特に家事は乳がんの危険率の低下と関連しており、家事を1日2時間半行うと乳がんの予防に非常に効果的なのです。
運動を毎日長時間続けることは非常に難しいと思いますが、家事なら毎日長時間行うことが可能なため乳がん予防に効果的なのです。
乳がんの予防に効果的な食材には、以下のようなものがあります。
カロテノイドを含む食材(かぼちゃ、人参、赤ピーマンなど)
食物繊維を含む食材(寒天、干し椎茸、枝豆など)
海藻類(昆布、わかめ、海苔など)
また、アブラナ科の野菜(ブロッコリー、キャベツなど)に含まれる物質と大豆に含まれる物質にも、乳がん予防効果があります。
これは、乳がんと卵巣がんの細胞の運動性に作用し、がんの拡散を抑制する効果があるためです。
1日の摂取目安量は、ブロッコリー80g、みそ大さじ2杯です。乳がんよぼうにお勧めのレシピは、ブロッコリーの田楽みそです。
乳がん早期発見のためには、年1回の検診が必要です。ただし、以下のような症状がある方はすぐ検査を受けるようにしましょう。
乳房やわきの下にしこりがある、乳首から分泌液が出る(授乳期以外)、乳首や乳房の皮膚が引きつるがんは日本人の死亡原因の1つですが、中でも肝臓がん、すい臓がん、乳がん、前立腺がんの4つは今後急速な増加が予想されています。
これら4つのがんの要因につていは食事、喫煙、感染などがあげられます。
そして、実際に男性の前立腺がんによる死亡者数は年々増えているのです。
前立腺がんを予防する食材としては、緑茶(カテキン)、ナッツ類(ビタミンE)、魚の油(DHA・DPA)などがあげられます。
トマトとブロッコリーを一緒に食べると単独で摂った場合に比べて、前立腺がんの予防効果が高まると考えられています。
前立腺がんの自覚症状としては排尿時の痛みや違和感、残尿感、貧血などがありますが、そのような症状が出る前に検診を受けるようにしましょう。
70歳以上になると前立腺がんになる可能性がうんと高まります。前立腺がんの早期発見のために、60代のうちから年1回の検診を受けるようにしましょう。
買う時の選び方、食べる前の工夫、食べ方の工夫によって苺のがん予防効果を高めることができます。
苺の継続的な摂取はがんの予防に効果があると言われており、ここではがんの予防に効果のある苺を使ったレシピを紹介します。
苺の食物繊維成分であるペクチンを生かすことにより、がん予防効果を高めることができるのです。
ペクチンは小さい分子の方が吸収されやすいことが分かっており、熱を加えることにより分解され小さくなります。
よって、苺を食べる前に加熱しジャムなどにして食べることにより、ペクチンのがん細胞抑制効果をより高めることができるのです。
加熱した苺と豆類、穀類を組み合わせることで効果はさらに高まります。
がんの予防に効果のあるお勧めレシピは、トースト、苺ジャム、豆乳を組み合せたレシピです。



